11日の米株式市場の概況、NYダウ続落 米関税政策巡り振幅
2025年03月12日08時17分
ざっくりまとめ
米関税政策による市場心理悪化
トランプ米大統領がカナダからの鉄鋼とアルミニウムへの関税を引き上げると表明したことで、投資家心理が悪化し、NYダウは一時700ドルを超える下げ幅となりました。
カナダ側の対応による市場の落ち着き
カナダ側が米国への電力に対する追加料金を課さない方針を示したことで、米国の強硬姿勢が和らぐとの見方が広がり、買い戻しが入り、市場は落ち着きを取り戻しました。
個別銘柄の動向
ベライゾン・コミュニケーションズやウォルト・ディズニーなど一部の銘柄が下落する一方、ボーイングやユナイテッドヘルス・グループなど、上昇した銘柄もありました。
米国の関税政策が市場に大きな影響を与え、投資家心理が不安定になりましたが、カナダ側の対応によって市場は落ち着きを取り戻しました。個別銘柄では、業種や企業の業績によって値動きが分かれ、今後の動向が注目されます。
※このまとめはGoogleのGemini(生成AI)により自動で作成されました。文章の正確性は保証されておらず、誤りが含まれる場合があります。
11日の米株式市場では、NYダウが前日比478.23ドル安の4万1433.48ドルと続落した。トランプ米大統領がカナダからの鉄鋼とアルミニウムへの関税を引き上げると表明したことを受けて投資家心理が下向き、NYダウの下げ幅は一時700ドルを超えた。その後、カナダ側が米国への電力に対する追加料金を課さない方針が伝わると、米国の強硬姿勢が和らぐとの見方が広がり、買い戻しが入った。 ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が売られ、ウォルト・ディズニー<DIS>やマクドナルド<MCD>、ナイキ<NKE>が軟調推移。AT&T<T>とオラクル<ORCL>が株価水準を切り下げ、デルタ・エア・ラインズ<DAL>やコールズ<KSS>が急落。アサナ<ASAN>やレッドワイヤー<RDW>が安い。半面、ボーイング<BA>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が上伸し、ベイル・リゾーツ<MTN>とサウスウエスト・エアラインズ<LUV>が大幅高となった。 ナスダック総合株価指数は32.226ポイント安の1万7436.095と小幅続落。アップル<AAPL>やアルファベット<GOOG>が値を下げ、エアビーアンドビー<ABNB>やバイオジェン<BIIB>、ペイチェックス<PAYX>が下値を模索。テキサス・インスツルメンツ<TXN>やスカイワークス・ソリューションズ<SWKS>が大幅安となった。一方、メタ・プラットフォームズ<META>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>がしっかり。テスラ<TSLA>が反発し、エヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>が買われ、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>が急伸した。 出所:MINKABU PRESS