夕刊12/4(水)
日本株材料
市況
見つける

明日の株式相場に向けて=来年の潮流は「リアル防衛関連」と「IP」

2024年12月04日17時30分
ざっくりまとめ

防衛関連株が上昇トレンド

三菱重工業などの防衛関連株が物色人気に沸いており、来年の株式市場では防衛関連が注目されるでしょう。

 

IP関連株にも注目

任天堂やソニーグループなどのIP関連株も上昇しており、テーマ物色の流れが続いているようです。

 

全体的な市場動向を把握

個別株の動向に目を凝らしつつ、全体的な市場のトレンドや今後の動向を把握することが重要です。

 

防衛関連やIP関連など、来年のテーマとなる銘柄群に注目し、全体的な市場動向を見据えながら投資戦略を立てることが大切です。

※このまとめはGoogleのGemini(生成AI)により自動で作成されました。文章の正確性は保証されておらず、誤りが含まれる場合があります。
 きょう(4日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比27円高の3万9276円と小幅ながら3日続伸。後場切り返したものの上値も重く終盤に値を消したが、しぶとくプラス圏で着地。ただ、値下がり銘柄数が全体の約8割を占めており、体感温度としては13ポイント弱の下落をみせたTOPIXよりも更に弱い地合いだったといえる。日銀の12月利上げ見送りの可能性を一部通信社が報じたが、結果的に反応薄だった。  11月相場は米国株市場ではNYダウが月間で3000ドル超も水準を切り上げたが、東京市場では11月の日経平均は月間で873円の下落となった。意外なことに月別にみると11月は過去10年間で9勝1敗と最強の月だが、今年はそのアノマリーが不発だった。もっとも月初(11月1日)に1027円安と急落しているため、月初の終値と月末の終値で比較すると陽線が立つという微妙なポジションにある。そして12月については、「掉尾の一振」という常套句からは強いイメージがあるが、直近10年間は5勝5敗とイーブンだ。更に付け加えれば、1月は直近10年間で6勝4敗である。つまり株式市場のアノマリーとしては、年末年始はイメージするほど強くはないという実態がある。  だが、今年の12月相場は週明けから日経平均がスタートダッシュを決めた。前日までの2営業日合計で早くも1000円超の上昇となり、きょうは利益確定売りで前場は下値を探ったものの、前述のように持ち直しプラス圏で引けている。ただ、個人投資家にとって決して与しやすい相場ではない。個別株ベースではなかなかテーマ買いの動き(物色の流れ)が定着せず、短期スタンスで機動的な対応を怠れば、すぐに積み上げた利益を吐き出すような状況に陥る。目先の上げ下げにこだわるほどに前方は視界不良となり、結果として参戦しない方が賢明ということにもなる。どんな銘柄も一本調子には上がらない。腰を据えて有力テーマに沿う銘柄を投資対象とすることが結局は勝利への近道となる。投資マネーの流れがどこに向かっているか全体観を把握することが大切だ。  この時期は来年の株式市場で何がテーマ性を発揮するかということを念頭に置きつつ、個別株の動向に目を凝らすことが肝要。まず、一つの流れは今年の大躍進銘柄となった三菱重工業<7011.T>に代表される防衛関連株だ。きょうは防衛関連の三羽烏と言ってもよい三菱重、川崎重工業<7012.T>、IHI<7013.T>の総合重機3社が物色人気に沸いた。リアル防衛関連として東京計器<7721.T>なども動意急となった。笛吹けど踊らずの半導体関連主力銘柄との値動きの違いは株式需給関係に尽きる。また、石破政権は不人気内閣のレッテルを貼られてはいるが、国防族で固められており、その観点では地政学リスクにシフトする世界の潮流に乗っている。米国では来年1月下旬からトランプ政権に移行するが、日本の防衛コスト負担が高まることは間違いない。財源の問題で増税懸念などもつきまとい株式市場にネガティブな側面もあるが、防衛関連に位置付けられる銘柄群にとっては株価刺激材料に事欠かない相場環境となる。  防衛関連では継続注目のIMV<7760.T>が上昇加速、きょうはフシ目の4ケタ大台を突破し上場来高値を更新した。目先過熱気味ではあるものの11倍前後のPERに割高感はなく、押し目買いを基本に一段の上値余地を堪能することは可能だろう。また、人工衛星などで防衛省向け受注実績を積み上げるキヤノン電子<7739.T>に意外性がある。業績も24年12月期第3四半期(1~9月期)営業利益は前年同期比79%増と急拡大しており、通期上振れ着地の可能性を内包している。  このほか、前日の続きとなるが任天堂<7974.T>などを中心とするIP(知的財産)関連が強い。ここにきて、ソニーグループ<6758.T>の株高もテーマ物色の流れが本物であることを示唆する。コナミグループ<9766.T>やバンダイナムコホールディングス<7832.T>などを併せてマーク。インバウンド関連でもあるハピネット<7552.T>も継続注目したい。  あすのスケジュールでは、週間の対外・対内証券売買契約が朝方取引開始前に開示されるほか、午前取引時間中に11月の輸入車販売、11月の車名別新車販売、11月の軽自動車販売などが発表される。海外では10月のユーロ圏小売売上高が開示され、米国では週間の新規失業保険申請件数にマーケットの関心が高い。このほか10月の米貿易収支も発表される。なお、タイ市場は休場となる。(銀) 出所:MINKABU PRESS
このニュースに関連する銘柄
2,388
+108.5 (+4.8%)
12/4終値
6,302
+344 (+5.8%)
12/4終値
8,490
+211 (+2.5%)
12/4終値
3,650
+295 (+8.8%)
12/4終値
1,029
+85 (+9.0%)
12/4終値
2,449
-42 (-1.7%)
12/4終値
9,182
+242 (+2.7%)
12/4終値
3,170
+100 (+3.3%)
12/4終値
15,570
+335 (+2.2%)
12/4終値
4,325
+70 (+1.6%)
12/4終値
掲載情報について
  • 本コンテンツでは、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下、「ミンカブ」といいます。)より提供を受けたニュース記事等の情報および、AlpacaTech株式会社(以下、「AlpacaTech」といいます。)がGoogle LLC(以下、「Google」といいます。)が提供するGeminiを用いて作成した情報(以下、本コンテンツで提供される情報をあわせて「本情報」、情報の提供者を「情報提供者」といいます。)を掲載しています。AlpacaTechは、生成AIであるGoogleのGemini(以下、「生成AI」といいます。)に対し、特定のプロンプトを与えることにより、掲載情報の作成を行っています。
  • 日本株式市場に上場する株式のうち一定の条件を満たす銘柄を、本情報において取扱対象としています。
「日本株材料」・「市況」について
  • 「日本株材料」では、生成AIを利用して、ニュース記事を「好材料」のものと「悪材料」のものに分類し、一定の基準により点数化した上で、点数が高い順に表示します。また、各記事に関連する銘柄の銘柄カードと配信日より過去3か月分の値動きのチャートも共に表示します。
  • 記事冒頭の概要は生成AIを利用して作成しています。
「見つける」・銘柄タグ について
  • 「みんなの注目銘柄」はミンカブが提供する株式情報サイト(株探、MINKABU)でアクセス数が多い等の一定の条件にあてはまる銘柄を抽出し、表示します。
  • その他、ミンカブより提供を受けたデータを利用して、一定条件にあてはまる銘柄等に関する情報を表示します。
  • 画面表示の更新日時は、データの最終更新日時を表しています。
その他ご注意事項
商号等:株式会社SBI証券 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人日本暗号資産等取引業協会
© SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.