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朝刊4/17(木)

17日の株式相場見通し=続落、米株急落と円高でリスクオフの流れ続く

ざっくりまとめ

米国株市場の軟調な地合い

米国株市場が終始軟調な地合いとなり、特に午後の取引でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下げ幅を大きく広げました。

円高による輸出セクターへの悪影響

外国為替市場で1ドル=141円台まで急速に円高方向に振れていることから、輸出セクターにネガティブに作用しやすい状況です。

パウエル議長の講演内容

パウエルFRB議長の講演では、関税政策の米経済に与えるダメージを否定しない一方、利下げを急ぐ姿勢を見せなかったことが全体相場の下げを助長しました。

これらの要因から、東京株式市場はリスク回避目的の売りが優勢となり、日経平均株価は軟調に推移すると予想されます。

※このまとめはGoogleのGemini(生成AI)により自動で作成されました。文章の正確性は保証されておらず、誤りが含まれる場合があります。

 17日の東京株式市場はリスク回避目的の売りが優勢となり、日経平均株価は軟調に推移しそうだ。前日の欧州株市場では各国の株価が高安まちまちとなった。そのなか、ドイツの主要株価指数であるDAXは小幅ながら3日続伸と頑強な値動きを維持したが、取引時間中はマイナス圏で推移する時間が長く、引け際にプラス圏に浮上したとはいえリスクを取る動きは限定的であった。自動車セクターなどが買い優勢となる一方、半導体の主力銘柄に売りが及ぶなどで市場センチメントは盛り上がりを欠いている。米国株市場については終始軟調な地合いで、特に午後の取引でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下げ幅を大きく広げる格好となった。半導体大手エヌビディア<NVDA>は、中国向けAI用半導体が輸出規制に伴う大幅なコスト増が見込まれることを嫌気される形で、株価が一時10%強も急落、投資家心理を悪化させた。このほか、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>なども大幅な下げに見舞われた。米国株市場の取引開始に先立って発表されたASMLホールディング<ASML>の決算で、新規受注がコンセンサスを大幅に下回ったことも警戒されている。また、この日行われたパウエルFRB議長の講演では、関税政策の米経済に与えるダメージを否定しない一方、利下げを急ぐ姿勢を見せなかったことが全体相場の下げを助長した。東京市場では前日に日経平均が反落し3万4000円台を再び下回ったが、きょうも下値を試す展開が予想される。外国為替市場で1ドル=141円台まで急速に円高方向に振れていることも輸出セクターにネガティブに作用しやすい。きょうは訪米した赤沢経済再生相がトランプ米大統領やベッセント米財務長官などと会談しており、その内容次第では株価を下支えする可能性はあるが、過度な期待は持ちにくい。

 16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比699ドル57セント安の3万9669ドル39セントと続落。ナスダック総合株価指数は同516.008ポイント安の1万6307.160だった。

 日程面では、きょうは対外・対内証券売買契約、3月の貿易統計・24年度の貿易統計、1年物国庫短期証券の入札、実質輸出入の動向など。海外では、韓国中銀の政策金利発表、トルコ中銀の政策金利発表、ECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見、週間の米新規失業保険申請件数、3月の米住宅着工件数、4月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数など。

出所:MINKABU PRESS

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