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朝刊6/13(金)

13日の株式相場見通し=上値の重い展開か、米株高も円高重荷で手控えムードも台頭

ざっくりまとめ

米株高は日本株にとって追い風

米国株価指数が上昇し、日本株市場にもポジティブな影響を与えると予想されます。

円高は輸出関連株に重荷

ドル安・円高の進行が、輸出関連企業の業績を圧迫する可能性があります。

主要中央銀行の会合が控える

日銀とFRBの金融政策決定会合が近いため、市場では様子見姿勢が強まると予想されます。

米株高と円高という相反する要因と、主要中央銀行の会合を控え、日本株市場は上値が重い展開となるでしょう。

※このまとめはGoogleのGemini(生成AI)により自動で作成されました。文章の正確性は保証されておらず、誤りが含まれる場合があります。

 13日の東京株式市場で、日経平均株価は上値の重い展開となる見通しだ。前日の欧州市場では、イギリスFTSE100種総合株価指数が過去最高値を更新した一方、ドイツ株価指数(DAX)は下落。米国市場では主要株価3指数がそろって上昇した。米国の5月卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%の上昇と市場予想を下回ったほか、米30年債入札が堅調な結果となった。これらを受けた米長期金利の低下は、米株式相場には追い風となった。トランプ政権の関税政策や中東情勢に対する警戒感が広がったにもかかわらず、市場予想を上回る業績予想を示したオラクル<ORCL>が急伸し、AI・ハイテク株への買いを誘う要因となった。半面、外国為替市場でドル円相場は1ドル=143円半ばで、前日の夕方時点からややドル安・円高方向に振れている。

 東京市場では6月限の株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日となり、寄り付き時には不安定な動きとなることも想定されるが、米国株の堅調ぶりが日本株の支えとなると想定される。SQという需給イベントを通過したことによるアク抜け感も意識されるだろう。前日に東証が公表した投資部門別売買動向で、海外投資家と事業法人買い越し基調が継続していることが確認されたことも、需給期待を膨らませる要因となるとみられている。ただし、為替の動きが輸出関連株には重荷となるほか、来週は国内では日銀の金融政策決定会合が16~17日に、米連邦公開市場委員会(FOMC)が現地時間17~18日に開かれるなど、中銀ウィークとなる。海外市場でもこの先は様子見姿勢が広がるとみられ、主力株全般に上値を追って買い上がる姿勢は見込みにくい。日経平均が3万8000円を上回る水準で終了できるか注視される。

 12日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比101ドル85セント高の4万2967.62ドルと反発。ナスダック総合株価指数は同46.60ポイント高の1万9662.48だった。

 日程面では国内では財務省が3カ月物の国庫短期証券の入札を行い、後場の寄り付きごろに結果が判明する。後場には4月の鉱工業生産確報値や、4月の第3次産業活動指数が公表される予定。6月22日投開票予定の東京都議会議員選挙が告示される。海外ではドイツの5月消費者物価指数の確報値、ユーロ圏の4月鉱工業生産指数、ユーロ圏の4月貿易収支、米国の6月ミシガン大学消費者信頼感指数などの公表を控えている。

出所:MINKABU PRESS

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