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朝刊6/17(火)

17日の株式相場見通し=買い優勢、欧米株切り返し円安も追い風材料に

ざっくりまとめ

欧米株市場の反発

前週末の下げから欧米株市場が反発し、市場心理が改善されました。

円安の進行

1ドル145円近辺まで円安が進み、輸出関連株にとって追い風となっています。

地政学リスクの後退

中東の地政学リスクへの懸念が後退し、買い戻しが進んでいます。

これらの要因から、東京株式市場は買い優勢で、日経平均株価は3万8000円台半ばを目指す展開が予想されます。

※このまとめはGoogleのGemini(生成AI)により自動で作成されました。文章の正確性は保証されておらず、誤りが含まれる場合があります。

 17日の東京株式市場は買い優勢の地合いが継続し、日経平均株価は3万8000円台半ばを指向する展開となりそうだ。前週末に波乱含みの下げに見舞われた欧米株市場が週明けは総じて切り返す動きとなったことで、市場センチメントが改善しそうだ。欧州株市場では、ここ調整色をみせていたドイツの主要株価指数であるDAXがようやく7日ぶりに反発したほか、仏CAC40や英FTSE100なども揃って切り返す動きとなった。欧州では、イスラエルによるイラン核施設やエネルギー施設攻撃に伴う中東での地政学リスクが強く警戒されていたが、原油価格の上昇にとりあえず歯止めがかかったことで過度な不安心理が後退している。米国株市場でも欧州株高を引き継いでリスクオンの地合いが鮮明だった。イスラエルの軍事攻撃に対しイラン側の報復の動きなどで、両国の対立が一段と抜き差しならぬ状況に陥ることが懸念されたが、イランが事態の沈静化に動き始めたと報じられると買い戻しの動きを誘った。NYダウは午前中に500ドルを超える上昇をみせる場面があり、午後の取引ではやや上値が重くなったものの高値圏で売り物をこなし終日強い値動きだった。カナダで開幕したG7サミットで関税交渉が進展することへの期待感が投資マネーを強気に傾けている。東京市場では前日に先物主導で全体相場が想定外の強さを発揮し、日経平均は500円近い上昇をみせており、きょうはその分だけ上値の伸びしろは限定的となりそうだ。ただ、足もと外国為替市場では1ドル=145円近辺まで円安が進んでおり、これが輸出セクターを中心に追い風材料として意識される。日銀の金融政策決定会合については現状維持でマーケットは織り込んでいる。また、取引時間中は関税交渉に関するニュースヘッドラインや米株価指数先物の動向などにも左右されそうだ。

 16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比317ドル30セント高の4万2515ドル09セントと反発。ナスダック総合株価指数は同294.38ポイント高の1万9701.21だった。

 日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合の結果発表と引け後の植田日銀総裁の記者会見。海外では6月の欧州経済研究センター(ZEW)独景気予測指数、5月の米輸出入物価指数、5月の米小売売上高、6月のNY連銀ビジネスリーダーズサーベイ、5月の米鉱工業生産指数・設備稼働率、4月の米企業在庫、6月の全米建設業協会(NAHB)住宅市場指数など。

出所:MINKABU PRESS

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