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朝刊6/18(水)

18日の株式相場見通し=反落、中東情勢の緊迫と関税交渉の先行き不透明感が重荷

ざっくりまとめ

中東情勢の緊迫化が市場心理を圧迫

中東での軍事衝突の懸念が依然として残り、投資家のリスク回避姿勢が強まっています。

米中貿易摩擦の不透明感が増大

日米間の関税交渉の先行きが見えず、投資家の不確実性が増しているため、売りが優勢です。

米国の経済指標が市場予想を下回る

5月の米小売売上高が低調だったことで、景気減速への懸念が高まっています。

中東情勢、貿易摩擦、米経済指標の悪化が重なり、東京株式市場は反落する見込みです。

※このまとめはGoogleのGemini(生成AI)により自動で作成されました。文章の正確性は保証されておらず、誤りが含まれる場合があります。

 18日の東京株式市場は利益確定売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は3日ぶりに反落する公算が大きい。前週末に浮上した中東での有事リスクから立ち直り、週明けから日経平均は2営業日で700円あまり水準を切り上げ、前日終値ベースで3万8500円台を回復したが、きょうは下値を探る展開が避けられそうにない。前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて軟調で独DAXは1%を超える下落となった。イスラエルとイランの軍事衝突に関してはひと頃よりは懸念がやや和らいでいるとはいえ、緊迫した状況に変わりなく、積極的な買いは手控えられた。独DAXと同様に仏CAC40いずれも約1カ月ぶりの安値をつけている。米国株市場でも中東の地政学リスクに対する警戒感から売りが優勢となり、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下値を試した。G7サミットを途中で切り上げ帰国したトランプ米大統領が、自身のSNSでイランに対し「無条件降伏」を求め、米国の軍事介入を意識させたことがリスク回避ムードにつながっている。また、この日発表された5月の米小売売上高が市場コンセンサスを下回る低調な数字であったことから、米景気減速に対する警戒感も再燃した。18日に判明するFOMCの結果は現状維持でマーケットは織り込んでいるが、会合後のパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとのニーズも買いを手控えさせている。東京市場でも欧米株安を受け風向きは悪い。日米関税交渉の先行きに不透明感が漂うなか、足もとではポジション調整の売り圧力が表面化しそうだ。外国為替市場では1ドル=145円台前半までドル高・円安が進んでおり、これは輸出セクターを中心に株価の下支え材料となり、日経平均が3万8000円台を割り込むような深押しは回避される可能性が高い。

 17日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比299ドル29セント安の4万2215ドル80セントと反落。ナスダック総合株価指数は同180.13ポイント安の1万9521.09だった。

 日程面では、きょうは4月の機械受注、5月の貿易統計、5月の訪日外国人客数など。海外ではインドネシア中銀、ブラジル中銀が政策金利を発表、4月のユーロ圏経常収支、5月の英消費者物価指数(CPI)、週間の米新規失業保険申請件数、5月の住宅着工件数、FOMCの結果発表と会合後のパウエルFRB議長の記者会見など。

出所:MINKABU PRESS

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